今回は、あんこもちが確定拠出年金を通じて投資に出会ったときの話です。
せっかくなので、投資を知らない方でもすんなり読める、確定拠出年金の解説をしたかったのですが
力量不足でできなかったため、文中での大ざっぱな説明にとどめます。
投資はわからん!という方は、「そんなもんがあるのねー」程度に読み流して頂ければ幸いです。
あんこもちと投資の出会いは、夫が持ち帰ってきた確定拠出年金スターターキットでした。
(確定拠出年金には、「個人型」と「企業型」があります。あんこ家は企業型です。)
ぶあつい資料をめくると、「退職金だか企業年金だかの一部を自分で積み立てて運用する制度」のようです。
いくつかの定期預金・保険・投資信託の中から、好きなものを選んで組み合わせます。
でもそれ以外のことがわからない、というか、読みたくない。
確定拠出年金の資料を見ての、率直な感想は以下のものでした。
- 急にライフプランとかセカンドライフとか言われても困るよ
- グラフが多すぎて、どこを見たらいいのかわからん
- 資産配分?分散投資?リスクコントロール?パッシブ運用?それ何て呪文??
- よくわからんから、とりあえず元本保証のやつを選ぼう
元本保証の適当な商品を指定して、すぐに存在を忘れてしまいました。
ほどなくして、生命保険と学資保険の検討をはじめました。
その時に気になったのが、積立型保険の返戻率の悪さです。
満期まで積み立てても、複利計算すると年1%ほどしか増えません。
しかも、途中解約すると返戻金をごっそり差し引かれます。
商品と契約年数によって異なりますが、短期解約の場合はほぼ0円です。
そのうち、積立型の保険と投資信託は仕組みが似ていることに気づきました。
預け先が保険会社か信託会社かの違いはあるけれど、預けた資金を運用して、利益を目指す点は一緒です。
しかし、積立型保険は積み立て+保険の二階構造です。
金融商品として比べた場合、保険の分だけ不利になります。
また、投資信託は保険と違って止めるも換金するも自由で、その際のリスクもありません。
これなら投資信託のほうがよっぽどマシだと思い、学資保険の加入は見送りました。
そうして投資信託に興味がわいた私は、インターネットで情報を読みあさります。
慣れない用語が多すぎて、何を言ってるのかよくわからん・・・(´・ω・`)
Wikipediaとgoogle先生のお世話になりながら、なんとか以下のことだけは理解しました。
- 確定拠出年金は、税金面ですごく優遇されている!活用しないともったいない
- 商品の組み合わせを吟味すれば、値下がりリスクを下げられる
- プロの運用より、機械的に指標を追いかけるインデックス投信のほうが安定している
- 自分が仕組みを理解できない金融商品は、何であろうと買っちゃダメ
- 投資ブログは密林(初心者向けのカテゴリを設けてくださると、とても助かります。)
遠くにあった投資という存在が、ちょっと身近になりました。
まずは、確定拠出年金の内容を変更することに。
運用益に税金がかからないというメリットを活かして、リターンを期待できる構成に手直しします。
投資を長く続けているブロガーさん数人を参考にして、「日本債券30%、先進国債券20%、日本株式10%、先進国株式20%、新興国株式の20%」の組み合わせにしようと決めました。
※参考までに、確定拠出年金の税金面でのメリットを以下にあげておきます。
- 掛金が給与扱いにならないため、税金がかからない(個人型の場合は、全額が所得控除の対象)
- 通常20%課税される、運用で得られた利息などの運用益に税金がかからない
- 年金として受け取る場合は、公的年金と同じ扱い(公的年金控除の対象)
- 一時金として受け取る場合は、退職金と同じ扱い(退職所得控除の対象)
デメリットは積立金は60才まで原則払戻不可!!のほか
運用の状況によっては、積立金が減る可能性があるということです。
個人型に加入される方、企業型でマッチング拠出(個人での追加拠出)をする方は、くれぐれも無理のない金額にしてくださいね。
確定拠出年金の内容を変更しようと、3ヶ月間放置していた資料を広げます。
今度は書いてあることがわかる☆と喜んだのも束の間。
なんと、カタログに新興国株式の商品がありませんΣ ゚ロ゚≡( ノ)ノ
組み合わせをどうしようか悩む私の目に、どこかで見たことのある文字が。
それが「世界経済インデックスファンド」という商品でした。
今回は以上です。
確定拠出年金について、「大ざっぱな説明」と言っておきながら、全然大ざっぱにならなかった・・・。
なるべくかみくだいて説明したつもりですが、わかりづらかったらすみません<(_ _)>
次回の投資記事は、世界経済インデックスファンドについて書くつもりです。
追伸:当ブログをスマートフォンで見てくださっている方が2割ほどいたため、改行数を減らしました。
少しでも読みやすくなっていれば幸いです。