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今のわたしに状況を説明できるほどの冷静さがあるのか自信を持てないのですが、こんがらがった気持ちを言葉にすることにも意味があるかもしれないと思い、こうしてキーボードを打っています。
タイトルの通り、わたしは大人の発達障害である疑いが強いです。
いまは地域の相談窓口に自分の状態を伝え、専門医の受診予約をしているところです。あいにく受診希望者が殺到しているようで、診てもらえるのは来年の8月頃の予定。
いまの時点では不明確なことが多いのですが、先日WAIS-Ⅲという知能検査を受けて、臨床心理士さんにいくつかのアドバイスをいただきました。
詳しい結果は年明けになるので、とりあえず検査の話は横に置いといて。今回は大人の発達障害の概要とわたしの現状についてお話ししようと思います。
ことの性質上重い話になってしまいます。興味のある人のみご覧いただければ幸いです。
大人の発達障害とは、自分が発達障害であることに気づかないまま大人になり、集団のなかで孤立したり、仕事や対人関係がうまくいかずに生きづらさを抱えている人のことをいいます。
多くの人に当てはまる特徴をいくつかあげると、下記のようになります。
ひとつひとつは「こういう人、いるいる!」という程度の問題なのですが、これらが連鎖した結果、他人とうまくコミュニケーションを取ることができず、違和感やストレスに苦しむことになります。
発達障害の確定診断ができるのは医師のみです。診断の際は知能検査の結果のほか、出生時や幼いころの様子などを調査したうえで総合的に判断されます。
わたしの場合は知能検査の分野別スコアに大きな偏りがあり、その結果に発達障害の傾向が表れているという状態です。
子どもの発達障害については早期発見のための仕組みとケアの体制が機能しているのですが、既に大人になってしまった人の発達障害については、専門機関の窓口が少なく、ほとんど手当てされていない現状があります。
わたしが今まで気づかなかった理由を考えてみたのですが、おそらく「自分は人と違う」ということを理解して、人と話を合わせることを必死に学習していたためだと思われます。
本来理解できないものを手探りしていたような感じなので、あちこちでボロは出ていたと思います。それでもなんとか取り繕えていたので、表面的には大きな問題にならなかったようです。
多くの人とコミュニケーションを取る必要がある社会人生活も、子どもがめまぐるしい速度で成長し、「慣れる」ということがない子育ても、わたしにとっては大きな負担になりがちです。
うつ病になるほど疲れてしまった理由には、こういう事情があったのねとひとり納得。
だからといって、どちらについてもやらないわけにはいかないです。
本来向いてないとしても、やり方次第で負担をやわらげることはできるはず。そのうえで、どうしてもできない部分は周囲の人を頼らせてもらえれば、どうにか育児も仕事やっていけるのではないかなあ?と思っています。
我流で限界に達してしまったいま、「苦手なりのこなし方」と、「他人の力を借りること」を体系立てて教わる必要があると感じています。動機は変わりましたが、相変わらず発達障害についての本を読み漁る日々が続いています。
理性的に考えれば課題は見えているし、相談できる専門機関の存在も知っています。対応に時間がかかるでしょうが、よい方向にむかえそうです。
でも、感情ではいまの自分を受け入れることができず、発達障害の本に書いてあった「生きづらさ」という言葉の意味を実感しています。
これが理不尽な感情だということを理解しながらも、「いまさら発達障害って言われても。ってゆーか、わたしは障害者なの??」という混乱と、「どうして小さい頃に言ってくれなかったの!?苦しまなくていいところで散々苦しんだよ!!」という憤りを手放すことができません。
自分が足元から崩れていくような不安があるため情緒不安定で、夫にもちびすけにも迷惑かけちゃってるなあ・・・と思っています。
ブログとtwitterは気分転換や頭の整理になるため、どちらも休まずに続けようと思っています。とはいえこんな状態なので、発言内容に抑制が効かず、乱れてしまうこともあると思います。
個人を攻撃したり傷つけたりする発言は控えているつもりですが、ひどい発言をしてしまうことがあるかも。ご指摘いただければ可能な限り善処しますので、お気づきの点がありましたら声をかけていただけるとうれしいです。
バトンを頂いたので今年一番印象に残った記事のご紹介 #HyperlinkChallenge2015
わたしが発達障害であることに気づいた状況は、記事内リンクのモンズースーさんのコミックエッセイとよく似ています。よければこちらもご覧ください。
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2016-08-02 わたしの発達障害のこと
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