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10月末から11月にかけて準備を進めていたちびすけの療育についてですが、自治体からの児童発達支援を受けられることが正式に決まり、12月1日から療育を始めました。

療育といっても様々な手法があるのですが、息子が通う施設は音楽療法を取り入れています。Eテレの幼児向け番組「いないいないばあっ」に出てくるような歌遊びや音遊びが中心です。

リズムに合わせて太鼓を叩いたり、お手玉を投げたり、ボールを使ったり。ごく短い時間で遊びの内容がくるくる変わるので、親のわたしもついていくのが大変!

ちびすけは慣れない様子で一部の遊びを遠巻きに見たり、内容ほったらかしで車のおもちゃで遊んだりもしましたが、本人なりに楽しそうにしていました。

また、療育と並行して4月から幼稚園の2歳児クラスに週3日の予定で通わせることになり、願書を提出しました。3歳の誕生日を迎えれば、週5日への変更と夕方6時までの預かり保育が可能になるそうです。

息子に友だちと一緒に遊ぶ環境を作ってあげられたこと、春からわたし一人の時間を持てるようになることがうれしく、ほっとしています。

調べてみた発達障害(自閉症スペクトラム)のこと

10月の発達相談で指摘されてから発達障害についての本を読んだり、発達障害児の育児ブログを見させていただくなどして、改めて息子の状態に目を向けてみました。

発達障害は脳の一部の機能障害とされています。五感や平衡感覚・固有覚などのネットワークがうまく機能しないことが、様々な問題の原因となっているそうです。

とりわけ無意識に使っている感覚が重要で、この部分の交通整理がうまくいかない場合、本人に「しんどさ」がついて回ることになります。

息子を見ると、階段を下りることやジャングルジムなどの遊具に強い恐怖を感じています。重心のバランスに難がありそう。

ほかにも好きなもの以外への関心が薄い、同じ遊びをずっと繰り返すなどの兆候があるのですが、発達障害の子どもに多く見られるパニックや暴れる・かみつくなどの行為はありません。

息子に発達障害と自閉症スペクトラム傾向があるのは明らかなのですが、ある程度の対処や配慮をしてあげれば、自分の力で感覚を整理していくことができそうです。

息子を通して見る過去の自分の姿

子どものことをきっかけに発達障害を知り、関わっていくことになりましたが、調べるほどに思い起こすのは過去の自分自身の姿です。

わたしは「風変りな子」とされていただけで何の診断もつかなかったんですが、今の判断基準であれば、おそらく息子と同じ発達障害(自閉症スペクトラム)にあたると思います。

わたしが幼かった頃はいまのような理解はなかったので、両親をはじめ、たくさんの人から「どうして○○しないの!?ほかの子はみんなできてるのに!」と言われ続けてきました。

本を読んだり、保健師さんや療育のスタッフさんと話しをすると「ああ、当時のわたしはこうだったんだな。」と理解すると同時に、辛い思い出を振り返ってしんどくなっている自分がいます。

思いがけず蓋をしていたものと向き合うことになって戸惑っていますが、手当てをする時期がきたということかもしれません。

考えても答えが出ない気がするので、わたしの気持ちについてはなりゆきに任せようと思っています。根拠はないけど、なんとかなるなる。今は夫という理解者がそばにいてくれますし。(最近よくケンカするけど)

せっかく始まった療育なので、親子で楽しみたいです。課外の交流活動もあるようで、今月は餅つき大会を開催するそう。杵と臼を見るのは久しぶりです。夫の仕事が忙しい時期ですが、3人で行けるといいなあ (*´ω`)

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