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「どんな形で報告すればいいのかな?」ととまどいながらの2度目の運用報告です。大きな変化はお小遣い投資分のリアロケーションと積立ファンドの変更を行ったこと。今までと大きく性格の違う資産配分になっています。

息子が発達障害を抱えていることがわかり、「相場の変動を気にしてる場合じゃないな。息子>>>>>投資だから、暴落時に数ヶ月ほったらかすことも十分ありうる。今のうちに手当てしなきゃ。」と感じたため、迷いなく保守的な資産配分に切り替えました。

インフレのことを考えなくもないのですが、いちばん大切なのは安心して長く運用すること。わたしの場合はこれでよかったのだと思っています。

また、積立ファンドの顔ぶれも大きく変わりました。ベンチマークの問題について考えたことをきっかけに、「配当込み」指数を採用している低コストファンドを選んでいます。

アセットクラスを減らして、シンプルで安全な資産配分に変更

新しいアセットアロケーションは、REITと新興国債券をなくしてすっきりさせると同時に、債券比率を増やしてより安全な内容に変えました。これなら運用額が大きくなったとしても心配せずにすみそうです。



ファンドの海のツールで出した期待リターン(年率)は3.66%、リスク(年率)は10.05%です。これと近い数値が出るのは、低コストで注目されているニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)ですが、外債比率が低い点と新興国株式を取り入れてる点が大きく違います。

多少メリハリが効いているほうが好き + 新興国株式には投資しておきたいのでこのような配分になりました。

世界金融危機(リーマン・ショック)の時に保有していたらどのぐらいの下落率?

気になる暴落時の資産減少についてですが、わたしのインデックスによると、世界金融危機の時に保有していれば、下落率は-35.1%となっていたようです。

わたしのインデックスで暴落時のシミュレーションをする場合の注意点なのですが、2008年8月-2009年2月の「リーマン・ショック」ではなく、2007年7月-2009年2月の「世界金融危機」を選ぶのがおすすめです。

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先輩投資家さんが単に「リーマン・ショック」と言うときは、サブプライムローン問題を発端としたアメリカ住宅バブルの崩壊から連なる一連の暴落=「世界金融危機」を指す場合がほとんど(だと思う)ですし、下落率もこちらのほうが大きいためです。

あんこもちの資産配分の場合、「世界金融危機」を選ぶと-35.1%ですが、「リーマン・ショック」を選ぶと-28.6%となります。細かい点ですが、認識違いをすると危険ですのでご注意ください。

2015年9月までのアセットアロケーション (損益率忘れました)

2015年9月までは以下のような資産配分でした。確か9月30日時点では-5%ほどの損益になっていたはずですが・・・細かい数字を忘れてしまいました。すみません。



ちなみに期待リターン(年率)は4.99%、リスク(年率)は14.09%でした。

積立ファンドは「配当込み」指数の低コストファンドに統一

2015年10月以降の積立ファンドは以下の5つです

  • 日本債券 : SMT国内債券インデックス・オープン
  • 日本債券 : <購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンド
  • 日本株式 : <購入・換金手数料なし>ニッセイTOPIXインデックスファンド
  • 先進国株式 : <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド
  • 先進国債券 : 外国債券インデックスe
  • 先進国債券 : <購入・換金手数料なし>ニッセイ外国債券インデックスファンド
  • 新興国株式 : 野村インデックスファンド・新興国株式(Funds-i 新興国株式)

※日本債券クラスについては、個人向け国債変動10と日本債券インデックスファンドの合計額が50%ずつになるように買い付けています。

※2015年11月20日からの<購入・換金手数料なし>シリーズの信託報酬引き下げのニュースを受けて、外国債券の積立先を外国債券インデックスeからニッセイ外国債券インデックスファンドに変更しました。

2015年9月までの積立ファンドは以下の4つでした

  • eMAXISバランス(8資産均等型)
  • SMT国内債券インデックス・オープン
  • SMTグローバル株式インデックス・オープン
  • eMAXIS新興国株式インデックス

SMT国内債券インデックス・オープン以外は見事に総入れ替えとなりました。こうして見ると、ずいぶん大がかりな変更をしたなあ、と思います。

入れ替えたファンドについては、日本債券以外は含み損が出ていたため、全売却して新しいファンドに置き換えました。SMT国内債券インデックス・オープンについてはこのまま保有します。売却コストとして、わずかな額の信託財産留保額が差し引かれました。

※追記 kenzさんからご指摘いただき、日本債券の積立先も変更することにしました

※kenzさんから「国内債券はSMTよりニッセイ国内債券インデックスファンドのほうが信託報酬が低いですよ。」とのご指摘をいただきました。確かにSMT国内債券インデックス・オープンの0.37%(税抜)に対してニッセイ国内債券インデックスファンドは0.31%(税抜)と大幅に低いです。

わたしは楽天証券の口座を持っておらず、圧倒的に低コストな三井住友・日本債券インデックス・ファンドの積立ができません。可能なものの中では、ニッセイ国内債券インデックスファンドが最も低コストとなります。

ニッセイ国内債券インデックスファンドは、設定来から半年ほどの比較的新しいファンドです。純資産はまだ15億ほどですが、資金流入は順調で、マザーファンドの純資産は既に350億を超えています。

水瀬さんの記事を参照した限り、インデックスとの差異も小さく、特に問題はなさそうです。

というわけで、2015年10月以降の日本債券ファンドに関しては、<購入・換金手数料なし>ニッセイ国内債券インデックスファンドを積み立てることにしました。