書籍「自分で年金をつくる最高の方法」のご紹介と企業型確定拠出年金の概要について

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書籍「自分で年金をつくる最高の方法」のご紹介と企業型確定拠出年金の概要について

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鳩さんのすてきな紹介文に背中を押されて、久しぶりに書いてみる本の紹介文。

はじめに書きたいなあ、と思ったのは大江英樹さんの 『自分で年金をつくる最高の方法』 でした。

この本は主に企業型の確定拠出年金について書かれています。(以下この記事では、企業型DCと省略するか、単に確定拠出年金と書くことにします。)

60歳まで引き出すことができないという制約はありますが、掛金がしっかり守られているうえに、税金面のメリットがとても大きい「使える制度」です。

書籍の紹介がてら、本の言葉を借りて企業型確定拠出年金の概要についてわかりやすくまとめてみました。

「公的年金と企業年金は全くの別物」に目からウロコがぽろり

わたし、この本を読むまで企業年金がどういうものか全然知らなかったんです。どちらも老後の生活のための資金を手当てする制度ってのは共通だけど、公的年金は国が運営する年金制度で社会保障制度の1つ。で、企業年金は企業が社員に支払う給料の後払いで、退職金と同じものなんだそう。

もうちょっと詳しくいうと、企業年金は退職金の全部または一部を退職時にいっぺんに支払うのではなく、その後長い期間にわたって支払う=退職金を年金のようにして支払うしくみなんですって。(希望すればいっぺんに受け取ることもできます。)

この時点であんこもちの目からウロコがぽろぽろ。感動するほどわかりやすいです。

企業型DCは企業年金の新しい形

企業型DCは何なのかというと、これから主流になるであろう企業年金の新しいタイプです。おおざっぱな理解ですが、退職金(の一部)を先渡しして、運用をわたしたち自身に任せる制度といえそう。

先渡しといっても60歳までは引き出せないため、従業員ひとりひとりに仮想口座を割り当てて、そこに会社が出した掛け金を積み立てる形を取っています。そうやって自分にわり振られたお金を自分で運用することになります。

会社がつぶれても大丈夫!確定拠出年金のお金は厳格に保護されている

確定拠出年金の最大のメリットは、積み立てたお金が厳格に保護されていることです。

従来の企業年金(確定給付年金)は、会社がつぶれたり業容が厳しくなった場合の保証がなく、最悪の場合は受給できないことがあります。

この点、企業型DCはいったん積み立てられたあとは従業員個人の所有と管理に移されるため、会社がどんな状態になったとしても、積み立てられた資産には影響がありません。

ふむー。この1点だけをとっても、確定拠出年金っていい制度だなあと思います。

税金がかからないってとってもお得!

次の大きなメリットは税金が優遇されることです。これは確定給付年金でも同じなのだけど、確定拠出年金だと実感しやすいです。

年金において、税金は3つの場面で優遇されます。

  1. 掛金自体が非課税になること
  2. 運用益に対して税金がかからないこと
  3. 受け取るときに控除が受けられること

それぞれすこしだけ補足します。まず1つめ。企業型DCの掛金は税法上所得とはみなされないので、税金がかかりません。ふつうは税引後の手取りの中から貯蓄や運用に回すお金を出すところを、何も引かれずにまるっと運用に回せるんですね。すごーい!

次に2つめ。通常は利子などの運用益に対して20%ほどの税金がかかるのですが、これも非課税になります。運用の途中で積立商品の乗り換えなどをした場合でも、利益をそのまま次の商品に回すことができます。

最後に3つめ。お金を受け取るときの所得税が軽減されます。年金として受け取るのであれば「公的年金等控除」、退職金として受け取るのであれば「退職所得控除」が適用されます。うーむ。イメージがわかないけど、税金が減るのはよいことだ。

老後の備えを厚くしたい人は従業員拠出がおすすめ!

全ての会社でできるわけではないのですが、会社が積み立ててくれるお金に自分のお金を上乗せして積み立てる、従業員拠出という制度があります。(いわゆるマッチング拠出)

老後の備えを厚くをしたいと思う方は、この従業員拠出を優先的に利用するのがおすすめ。拠出分は所得控除として全額非課税になるため、住民税や所得税が軽減されます。とってもお得です。

ただし、60歳までは引き出せないことを忘れずに!くれぐれも余裕資金の範囲内で行ってくださいね。

投資信託で運用する場合は購入手数料なし 運用コストも格安!

投資をしない人にはピンとこない部分なのですが、税金の優遇以上の恩恵があるかもしれないメリットがこれです。

確定拠出年金は少なくとも60歳までという超長期での運用なので、購入手数料やわずかな運用コストの違いが、数百万もの利益の差を生み出すことがあります。

確定拠出向けの投資信託は購入手数料がないうえ、一般向けのものに比べて運用コストが大幅に安いことが多く、これまたすごーくお得です。

資産運用はじめてさんにも 実践している人にもおすすめ

投資信託での運用に不安を感じる人が多いと思うのですが、運用益が非課税になることやコストの低さなどのメリットを考えると、やはりこちらをおすすめしたいです。

企業型DCの場合は商品の数が絞られているので、運用はそれほど難しくありません。本の中では、投資信託を利用した具体的な運用のやり方についても、多くのページを割いてわかりやすく解説されています。

著者の大江さんの語り口は終始穏やかで、不安や射幸心をあおるような表現はありません。これから資産運用を始める人の不安(もしくは過剰な期待)を柔らかく包んで諭してくれる印象です。

「定期預金ではインフレに対応できない」は正確な表現ではないってホント?

わたしが個人的に驚いたのは、第7章の「運用商品の常識を疑え!」に書いてある、定期預金はインフレに弱いわけではないという部分です。

オイルショックなどのごく限られた時期を除けば、定期預金金利は物価上昇を上回っているそうです。それでも投資を行う理由として、経済の発展と成長の恩恵を直に受け取るメリットをあげています。

他にも参考になる部分はたくさんあります。既に資産運用を始めている人にもおすすめです。

もっと早くこの本と出会いたかった!

「わたしが確定拠出年金に頭を抱えていたときに、この本を読んでいればなー」とつくづく思いました。確定拠出年金の運用方法がわからずに放置している人や、ひととおりの知識はあるけどもっとよく知りたい人は、ぜひ一度手にとってみてください。リンク先のamazonのサイトでも、目次や前書きなどを読むことができます。

最後に落ち

ここまで熱く語っておいてアレなんですが、あんこ家はまだ従業員拠出を利用できておりません。ぬおーーー。でも家計に余裕ができたら、ちょっとずつでも始めるつもりです。

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  2017-01-18 08:02
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